独立・起業に向けて準備したいところだけど、なかなかいいアイデアが浮かばないな〜
アイデアを思い浮かべるには様々な方法を用いて発想することが大切になるよ!
今回は新しいアイデアを生み出す思考法ついて紹介するよ!実践してみて良いアイデアが思い浮かぶといいね!
ブレインストーミング
まず最初に紹介するのがブレインストーミング!
新しいアイデアを生み出すための効果的な手法です。
以下に、ブレインストーミングの具体的なやり方やルールについて詳しく説明していくよ。
ブレインストーミングの基本ルール
- 批判禁止
- 自由な発想
- 量を重視
- 結合と改善
アイデアを出す段階では、批判や否定をしないことが重要です。どんなに突飛なアイデアでも受け入れます。
参加者は自由に発想し、制約を設けずにアイデアを出します。奇抜なアイデアも歓迎されます。
できるだけ多くのアイデアを出すことを目指します。量が質を生むという考え方です。
他の人のアイデアを基に新しいアイデアを生み出したり、既存のアイデアを改善したりします。
それでは具体的な手順について解説していこう。
ブレインストーミングのステップ
まず、ブレインストーミングのテーマや解決すべき問題を明確に定義します。
これにより、参加者全員が同じ方向を向いてアイデアを出すことができます
ブレインストーミングを円滑に進行するために、ファシリテーター(司会進行役)を決めます。
ファシリテーターは、議論を活性化させ、全員が発言しやすい雰囲気を作る役割を担います
ブレインストーミングに参加するメンバーを選びます。
多様な視点を持つメンバーを集めることで、より多角的なアイデアが期待できます
ブレインストーミングには制限時間を設けます。
一般的には20〜30分程度が適切で、そのうちアイデア出しには5〜10分程度をかけます。
制限時間を守ることで、集中力を維持しやすくなります
参加者は自由にアイデアを発表し、ファシリテーターがそれを記録します。
ホワイトボードや付箋を使って視覚的に整理することが効果的です
制限時間が終了したら、出されたアイデアをまとめます。
アイデアをグルーピングし、評価基準に基づいて優先順位をつけます。
評価基準には実現可能性や重要度などが含まれます
選ばれたアイデアに対して、具体的な内容や方法を詳細化します。
実務上のアクションプランを策定し、実行しやすいように計画を立てます
ブレインストーミングのテクニック
参加者が異なる役割を演じながらアイデアを出す手法です。これにより、異なる視点からのアイデアが生まれやすくなります
参加者が特定のキャラクターになりきってアイデアを出す手法です。これも異なる視点を提供します
さまざまなシナリオを想定し、それに基づいてアイデアを出す手法です。未来の状況を予測しながらアイデアを考えます
ブレインストーミングは、適切なルールと手順を守ることで、創造的で革新的なアイデアを生み出す強力な手法となります。
是非活用してアイデア出しを有効的にしていきましょう!
シックスハット法
シックスハット法(Six Thinking Hats)は、エドワード・デ・ボノによって考案されたアイデア発想法で、ブレインストーミングを進化させた手法です。
この方法では、参加者が6つの異なる「帽子」をかぶることで、特定の視点からアイデアを発想します。
以下に、シックスハット法の具体的な進め方と各帽子の役割について詳しく説明していきましょう。
シックスハット法の基本ルール
シックスハット法は、通常のブレインストーミングのルールを基本としつつ、以下の6つの視点(帽子)を順番に切り替えながら進行します。
- 白い帽子(White Hat): 客観的な事実やデータに基づいた視点。情報収集と分析を行います。
- 赤い帽子(Red Hat): 感情や直感に基づいた視点。感情的な反応や直感的な意見を表現します。
- 黒い帽子(Black Hat): 否定的・批判的な視点。リスクや問題点を指摘します。
- 黄色い帽子(Yellow Hat): 楽観的・肯定的な視点。利点やポジティブな側面を強調します。
- 緑の帽子(Green Hat): 創造的・革新的な視点。新しいアイデアや代替案を提案します。
- 青い帽子(Blue Hat): プロセス管理・俯瞰的な視点。議論の進行を管理し、全体をまとめます。
シックスハット法の進め方
シックスハット法では、最初にテーマとゴールを明確に設定します。これにより、議論の方向性が定まり、効果的なアイデア出しが可能になります
ファシリテーターは、議論の進行を管理し、各帽子の役割を適切に切り替える役割を担います。ファシリテーターが書記やタイムキーパーを兼任するのが難しい場合は、他のメンバーに依頼します
参加者には、事前に6色の帽子やバッジ、ネームホルダーなどを準備します。これにより、各視点に切り替える際の認識がしやすくなります
ファシリテーターの指示に従い、以下の順番で各帽子の視点からアイデアを出します。
- 白い帽子: 事実やデータを収集し、現状を把握します。
- 赤い帽子: 感情や直感に基づいた意見を出します。
- 黒い帽子: リスクや問題点を指摘します。
- 黄色い帽子: ポジティブな側面や利点を強調します。
- 緑の帽子: 新しいアイデアや代替案を提案します。
- 青い帽子: 全体を俯瞰し、議論をまとめます。
各帽子の視点から出されたアイデアをまとめ、評価基準に基づいて優先順位をつけます。評価基準には実現可能性や重要度などが含まれます
選ばれたアイデアに対して、具体的な内容や方法を詳細化し、実務上のアクションプランを策定します
シックスハット法のメリット
- 多角的な視点: 各帽子の視点から議論することで、偏りのない多角的なアイデアが生まれます。
- 効率的な議論: 各視点に集中することで、議論が効率的に進行し、結論が出るまでの時間が短縮されます
シックスハット法は、通常のブレインストーミングを進化させた手法であり、特定の視点に立ってアイデアを発想することで、より実効性の高いアイデアを得ることができます。
KJ法
KJ法は、断片的な情報やアイデアを効率的に整理し、新しいアイデアを発掘するための手法です。
以下に、KJ法の具体的なやり方や手順について詳しく説明します。
KJ法の基本ステップ
まず、テーマに関連する情報やアイデアを収集し、それぞれをカード(付箋など)に書き出します。
1枚のカードには1つの情報やアイデアを記載します。
次に、カードを広げて、関連性のあるもの同士をグループ化します。
この際、カードを自由に動かしながら、自然なまとまりを見つけていきます。
グループ化の基準は、直感的な関連性や共通点です。
グループ化が完了したら、それぞれのグループにラベル(タイトル)を付けます。
ラベルは、そのグループの共通のテーマや特徴を表す言葉にします。
グループ間の関係性を視覚的に示すために、図解化します。
これにより、全体の構造や関連性が明確になります。
最後に、図解化した内容を文章化します。
これにより、情報が整理され、新たなアイデアや解決策が具体的に見えてきます。
KJ法の具体的な手順
- テーマに対して自由にアイデアを出し合い、カードに書き出します。
- 批判や評価はせず、量を重視して多くのアイデアを出します。
- 出されたカードをテーブルやホワイトボードに広げます。
- 直感的に関連性のあるカードをグループ化します。
- 各グループに共通のテーマや特徴を表すラベルを付けます。
- ラベルは簡潔でわかりやすい言葉にします。
- グループ間の関係性を示すために、図やマップを作成します。
- 矢印や線を使って、グループ間の関連性を視覚的に示します。
- 図解化した内容を基に、全体の結果を文章化します。
- 「〇〇に関して、〇〇という原因で、〇〇という結果が生じている」という形式で文章化し、問題の本質や解決策を明確にします。
KJ法のメリットとデメリット
メリット
- 情報の可視化: アイデアや情報を目に見える形で整理できるため、共有しやすくなる。
- 論理的な整理: 手順が論理的に設計されているため、情報を体系的に整理できる。
- 少数意見の活用: 少数意見も取り入れやすく、多様な視点を反映できる。
デメリット
- 参加者依存: 参加者の質や特性に依存するため、偏ったアイデアが集まる可能性がある。
- 手間がかかる: カードの作成やグルーピングなど、手間がかかる作業が多い。
KJ法は、情報を整理し、新しいアイデアを発掘するための強力な手法です。
適切に実施することで、問題解決や新規アイデアの創出に大いに役立ちます。
まとめ
今回新しいアイデアを生み出す思考法3選を紹介しました。
まとめると・・・
- ブレインストーミングで量を生み出せ
- 進化したシックスハット法でより具体化
- KJ法でより詳細なアイデアを
今回紹介した思考法はほんの一部になります。
新たなアイデアを創出して具体的な行動まで落とし込むことが重要ですので、今回の記事を参考に皆さんには是非取り組んでいただければと思います!
今後も必要な情報を発信していきますので、次回もお楽しみに!